今回はジャッキーチェン監督作品「プロジェクトA2/史上最大の標的」のあらすじを紹介します。
大人気作「プロジェクトA」の続編作品。
物語も繋がっていて、見応えあります。
ただ、スケジュールの関係でユン・ピョウとサモ・ハン・キンポーが出演していません。
「プロジェクトA2/史上最大の標的」を見るかの参考にしてもらえると嬉しいです!
ジャッキーチェン 「プロジェクトA2/史上最大の標的」
1987年公開 105分
監督:ジャッキーチェン
脚本:ジャッキーチェン/エドワード・タン
制作:ジャッキーチェン/エドワード・タン
出演:ジャッキーチェン/マギー・チャン/ロザムンド・クワン他
主題歌 「再創新高峰」
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主要人物
ドラゴン:ジャッキーチェン
サンサン:マギー・チャン
パク:ロザムンド・クワン
チン:デビィット・ラム
ソウリン:カリーナ・ラウ
概要
「プロジェクトA」の続編。ユン・ピョウ/サモ・ハン・キンポーは別用で出演していません。
20世紀初頭、イギリス領香港が舞台。
署長として3地区を担当していたチン。チンは表向きは警察だが、裏で悪事を働いていた。
これに薄々気づいていた上層部はチンの担当地区を少しづつ減らしていくことにする。
そして、チンが担当していた西地区「サイワン」の後任に「プロジェクトA」を遂行した実績のある、ドラゴンが選ばれる。
ジャッキーチェン 「プロジェクトA2/史上最大の標的」 あらすじ
それでは、「プロジェクトA2/史上最大の標的」のあらすじを起承転結の順番で紹介していきます。
少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。
プロジェクトA2/史上最大の標的 「起」

プロジェクトAにより、ボスを失った海賊の残党がドラゴンへの復讐を誓うところから始まる。
場面は変わり、チン(デビット・ラム)が担当する「サイワン地区」。
チンは2人の男を雇い、強盗をやらせる。あたかも自分の手柄のように2人を現行犯逮捕する。
そして、さらに雇っていた記者にインタビューさせ、ヒーローを演じる。
強盗役2人の罪状は「強盗と公務執行妨害」だった。しかし、強盗に入った店の亭主が、心臓発作で亡くなってしまう。
これにより罪は重くなり、殺人罪になってしまい、2人の男は慌てて、逃走を図る。チンは口封じのために、男2人に発砲して射殺する。
警察上層部はチンの行動を重くみて、3つあるチンの担当地区を減らしていく。
そして、そのうちの1つである「サイワン地区」の後任署長に選ばれたのが、「プロジェクトA」を遂行したドラゴン(ジャッキーチェン)である。
ドラゴンは辞令を受けると、部下を連れて、サイワンで食事をする。
そこに革命のための資金集めをする、サンサン(マギー・チャン)が花を売りに来る。ドラゴンはサンサンから花を買い、胸ポケットに入れる。
そこに警察が現れ、「金をだまし取ったな」とサンサンと従姉妹のソウリン(カリーナ・ラウ)に詰め寄る。ドラゴンは彼女たちは文通仲間と言い、助ける。
サンサンたちは外に出てすぐ、募金箱を盗まれてしまう。
ドラゴンたちはすぐに犯人を捕まえるが、警察がまた現れたため、サンサンたちは募金箱をおいて、逃げてしまう。
ドラゴンたちは、捕まえた犯人とサイワン署に向かうが、「タイガー一家」の手下ということで釈放されてしまう。
この警察の不正を目の前で見たドラゴンは、「責任者に会いたい」という。
中へ案内されると、警棒をもって3人に襲われる。しかし、いとも簡単にやっつけて、新任の署長であることを伝える。
サイワン署の警察は掌返しでドラゴンに気持ちですと言い、賄賂を渡してくる。
そこに1人だけ金を出さない人物がいた。巡回に出ていた、ホー巡査(ケニー・ホー)である。ドラゴンはホー巡査が戻ったら、署長室に来るように巡査部長に伝える。
ホーはサイワン署の中で唯一の真面目な警察だった。
ドラゴンは、ホーにサイワンの現状を聞き、ほとんどの事件に関与しているのが、「タイガー一家」であることを聞く。
ドラゴンはホーに明日の朝、みんなを集めるように伝える。
みんなを集めると、「警察は本文を全うすればそれでいい。余計な気を使うな」と言い、お金を返す。
そして「市民の安全・平和」のために、タイガー一家逮捕に出動することを伝える。
しかし、サイワン署の警察たちは「早退する・退職する」などと言い、出動を拒否する。
これに対してドラゴンは、出動を中止する。
サイワン署の警察は当てにならないため、大口(マース)に沿岸警備隊に連絡するように命じ、タイガー(チャーリー・チャン)のところへ乗り込むことを宣言する。
乗り込む直前、沿岸警備隊が演習のため、不在の連絡が入る。仕方なく、ドラゴン含めて5人でタイガー逮捕に向かう。
タイガーは悪仲間と飲んでいる。
ドラゴンはタイガーに逮捕状を出すが、拒否され侮辱される。ドラゴンは関係者以外を店から出して、強行逮捕に出る。
しかし、かなりの人数不利のため、ドラゴン以外がやられすぐに劣勢になってしまう。
ドラゴンもやられかけたその時、沿岸警備隊が突入して来る。
演習中だったが、パールが呼んでくれたため、助けに来てくれた。悪人を一斉逮捕する。
しかし、タイガーが「おい、ドラゴン。覚えてやがれ。」と言ったあとに、ドラゴンが止める。
ドラゴンはタイガーともう一人で「俺を倒せたら見逃してやる」と言い拘束を解く。
ドラゴンは2人を倒し、連行していきます。
サイワン署に戻ると、チンが書類整理をしていた。警官たちはチンにゴマすりをし、チンも「すぐに戻る」などと余裕をかます。
しかし、そこに「タイガー一家」を連行してきたドラゴンたちが来て、状況が一変する。
サイワン署の警官たちはチンの指示を聞かず、ドラゴンの指示に従うようになる。これに対して、チンはドラゴンを妬んでいく。
プロジェクトA2/史上最大の標的 「承」

総督の娘レジーナの誕生日会が開かれる。ドラゴンは誕生日会の警備責任者を任せられる。
その頃、革命党の一員が正体を隠し、チンと会う。チンが怪しい人間とは分かっていたが、革命で使う資金のために接触した。
革命党とチンはレジーナの誕生日会で「ダイヤの首飾り」を盗む計画を企てる。
誕生日当日。レジーナの友人のサンサンはソウリンを連れて出席する。
革命党員のマン(レイ・ロイ)とパク(ロザムンド・クワン)も出席する。しかし、早々に入口付近でドラゴンに怪しまれて、警戒される。
パーティが始まると、チンはマンに「ダイヤの首飾り」の場所を耳打ちで伝える。
マンは警備の目を盗み、外へ出て、外壁を登って、2階に侵入する。
これに合わせて、ソウリンとパクもパーティを抜け出し、2階で待機し、マンを中へと誘導する。
マンは「ダイヤの首飾り」がある総監の部屋へ行き、パクが総監の気を引いている間に物色する。
「ダイヤの首飾り」を柱に隠し、逃走を図るもドラゴンに見つかる。マンはパーティ会場まで逃げて、何食わぬ顔で戻る。
パクは柱においてある「ダイヤの首飾り」を本に挟んで隠す。
ドラゴンが追ってくると、マンから「ダイヤの首飾り」の一部を受け取ったソウリンがわざとぶつかり、胸ポケットに入れる。
泥棒が入ったと騒然とする中、所持品検査が始まる。
すると、ドラゴンの胸ポケットからダイヤの一部が出てきたため、みんなが驚く。しかし、総監が余興だと言い、その場を収める。
ドラゴンはこの件で冤罪を掛けられてしまう。
プロジェクトA2/史上最大の標的 「転」

パーティが終わると、革命党の一掃を企む、清朝の武官がソウリンを誘拐する。
ドラゴンはソウリンがダイヤ泥棒と関係があると思い、サンサンの自宅に向かう。
その頃サンサンの自宅では、ソウリンと清朝の武官がいた。そこにソウリンを探していた、サンサンとマンが帰宅する。
ソウリンと武官は慌てて隠れる。その少しあとにドラゴンとホーが訪れる。マンも慌てて隠れるが、武官に見つかり、身動きが取れなくなる。
ドラゴンたちは情報を聞きに来たが、警務局長(トン・ピョウ)が来て隠れる。ホーはタンスに隠れてしまい、武官に銃を構えられてしまう。
そして、警務局長のあとに巡回でチンが訪れるが、サンサンがうまく追い返す。
ドラゴンは銃をもった人間がいることに気づき、警務局長とサンサンと協力して、武官を拘束する。
拘束した武官たちを連れて外に出ると、チンが部下と待機していた。家からたくさん出てくるから驚くチン。
チンはドラゴンに対して「拘留中の身だ」と告げ、手錠をドラゴンと自分に掛けて連行する。
連行する道中、ドラゴンに復讐をしに来た、海賊の残党に襲われる。手錠が付いているため、かなり苦戦する。
なんとか警察が来てくれたため、追い返すことができた。
チンはドラゴンの抹殺を依頼し、買収した刑務所長と接触する。ドラゴンは刑務局長に身柄を引き渡される。
道中、ドラゴンは麻袋に入れられ、川に沈められる。それを革命党のマンが見ていて、助けてくれる。
マンたちはドラゴンを革命党に誘う。しかしドラゴンは革命党員を尊重するも「革命のためなら何をしてもいい」という姿勢を受けいられず、断る。
ドラゴンは一生警察でいることを宣言した。
その頃、海賊の残党の1人が病に冒される。「みんなドラゴンのせいだ」と周りが言うが、病人が「自業自得。ちゃんと働きもしなかった自分らが悪い。」とドラゴンへの復讐をやめる。
仲間の1人が薬を買いに行くが、金がなく追い返される。そこにドラゴンが現れて、薬の料金を立て替えてくれる。
プロジェクトA2/史上最大の標的 「結」

ドラゴンが薬屋から出ると、清朝の武官とチンがサンサンを襲っている。
チンは金のために、清朝の特使(ラウ・シウミン)と革命党員を捕まえる計画をしていた。
ドラゴンは慌てて革命党員に伝え、逃がす手助けをする。
しかし、ドラゴンたちは捕まってしまい、大事な名簿が清朝に渡っていしまう。チンは金を受け取り、これに対してドラゴンは激怒。
「チン、これでも警察か!」その叫びも虚しく、命の危機に陥る。それでもなんとか、脱出して、反撃を開始する。
革命党の拘束を解いて、逃げる手助けをする。マンは名簿を取り返して、パクに託す。
ドラゴン、パク、サンサンで逃げるも2人が限界になり、ドラゴンに名簿を託す。
ドラゴンは武官3人を相手に唐辛子などを使い奮闘するが、かなりの強敵で苦戦する。ピンチになったとき、薬の恩で海賊たちが助けに来て、追い払ってくれた。
そして、そこに警務局長を含む警察たちが、刑務所長を逮捕して現れる。
チンは悪事が全てバレたため、逃走を図る。ドラゴンは最後の力を振り絞ってチンを追う。
チンが金を落として、ドラゴンがそれを囮にチンを止め、巨大な看板を倒して捕まえる。
最後は清朝の特使が警務局長に部下の釈放を訴えるが、聞く耳を持たずに、ぶん殴る。これで作品は終わる。
プロジェクトA2/史上最大の標的 「感想」
作品自体はすごく面白いです。
チンの悪事は本当に許せないものばかりで、ドラゴンの怒りがすごく伝わってきます。
最後はスカッとします。署長としての権力を失ったチンはなんとも無様です。
残念だったのが、「プロジェクトA」の続編なので、ぜひユン・ピョウ、サモ・ハン・キンポーに出てもらいたかったです。
2人がいればもっと面白い作品だったと思います。
それでも内容は面白いのでぜひ見てみて下さい。
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