アクション俳優に必ずつきまとってくる「怪我」。
今回ご紹介するジャッキーチェンも、多くの「怪我」を負ってきました。
「ジャッキーチェンの出演作品は100作品」を軽く超え、その撮影ごとに「怪我」をしていると言っても過言ではないです。
それは軽傷なものから命に関わるものまで幅広く、撮影はいつも「危険」と隣り合わせです。
ジャッキーチェンが負った怪我 5選

「命がけのスタント」で大迫力の映画を撮ってきたジャッキーチェン。
そんな彼の数多い怪我の中で、特に酷い怪我を5つピックアップしたのでご覧ください。
【頭蓋骨骨折・脳内出血】 サンダーアーム/龍兄虎弟
崖から木に飛び移るアクションで発生。
ジャッキーチェン史上、最悪の怪我。
飛び移った瞬間、木の枝が折れてしまい落下。石と石に頭を打ち付ける。
この「怪我」でジャッキーチェンの引退説が流れた。
しかし、不死鳥のごとく復活した。
作品は、少し繋がりに違和感(髪の長さが違う)があるものの、見事に完成させた。
この「怪我の後遺症」もひどく、今でも右耳がほとんど聞こえていない状態。
また、「耳の後ろに塞がらない穴」ができ、現在もプラスチックで塞いでいる。
【脊髄損傷・手の大やけど】 ポリス・ストーリー
デパートのポール(高さおよそ30m)から滑り落ちるアクションで発生。
半身不随の一歩手前。
落ちる場所に小屋のようなクッションがあったものの、ものすごい勢いで落下。
また、飾りのシャンデリアは「本物の電気」が流れており、感電もした。
この「アクションのすごい」ところは、落下したあとにジャッキーチェンが演技を続けることです。
敵の方に「ダッシュ」して捕まえるところまで、しっかりやっています。
しかし、「脊髄損傷と骨盤のズレ」による半身不随なりかけになりました。
手の皮が剥けてやけどを負うなど、ただでは済まないアクションでした。
【頸椎損傷】 プロジェクトA
25mと言われる時計台からの落下アクションで、首から落ちて発生。
ジャッキーチェンの伝説のアクション
「首から落ちて深手」を負いながらも、合計で3回もこのアクションを行っている。
また、この時計台からジャッキーチェンの名脇役、火星(マース)も1度、落ちているそうです。
首から落ちたことにより、半身不随になりかけています。
【眉骨損傷】 酔拳
落下時に眉をぶつけて発生。
この怪我のマル秘エピソードとして、「酔拳」と同時進行で「龍拳」(78)の撮影していました。
「龍拳」の撮影で怪我が写り込まないように、半分の顔しか映さないで撮影していたそうです。
この怪我で、「眉骨を損傷」し、危うく失明寸前の怪我を負っています。
【人中の裂傷】 ファイナルプロジェクト
詳細不明。
人中・・・鼻と口の間。
「応急処置が衝撃」。
患部を接着剤でくっつけて、撮影を続行したそうです。
そんなところに穴が空いたら、悶絶ですよね、普通…
ジャッキーチェン その他の怪我
怪我 | 作品名 |
---|---|
鼻骨折 | ヤングマスター(1980) |
〃 | プロジェクトA(1983) |
〃 | ミラクル(1989) |
〃 | ナイスガイ(1997) |
眼部損傷 | 酔拳(1978) |
手の骨折 | プロテクター(1985) |
右足首骨折 | レッド・ブロンクス(1995) |
膝損傷 | シティーハンター(1993) |
頬骨損傷 | ポリス・ストーリー3(1992) |
肩損傷 | 〃 |
鼻の骨折4回はやばいですね。
こういった怪我をしても、ジャッキーチェンは撮影を止めないことでも有名です。
正直どうやったら痛みに耐えられるのか、わかりません。
でもそのおかげで多くの面白い作品が誕生しています。
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